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TBS問題と、報道オンブズマンの提案

最近気になること。
偏向や捏造という、ちょっとおかしな報道というのが話題になります。

発掘あるある大辞典2の件は言うまでもない有名な事件ですが、これ以外にも不祥事と思われるものが続々と。
特にTBS関係でこの手の話をよく聞きます。

「サンデーモーニング」で石原都知事の発言を途中で切り意図を反対に
「ぴーかんバディ!」で入院騒ぎになった白いんげんダイエット
「サンデージャポン」で街頭インタビューで同じ人が何度も登場
「NEWS23」で米国ハイド下院国際関係委員長の発言へ意図とは反対のテロップをつけた。

そして、今週辺りから週刊誌でも頻繁に取り上げられている

「朝ズバッ!」で不二家の工場内部告発と称して事実と異なる報道をした

というところ。最後のは、司会者が「不二家は廃業しろ」「商品じゃなくて汚物だ」などの発言をするわ、インタビューの裏は取らないわ、実際にはその工場に話にあったラインはないわ、そもそもお菓子の作り方として間違ったことを言ってるわ、その件を不二家が講義したら担当プロデューサーが逆切れするわ、といろいろと紛糾している模様。これを取材しようとした別の報道機関に対して「そちらには対応しないことにしました」とあからさまな取材拒否なんてことも。

と、こういう話って、ネットでは流れ始めてますが一向にテレビでは聞かないですよね。
こういうのを他局が採りあげるのって何か不都合があるんでしょうか? それとも他局はすべて取材拒否、ってことでしょうか。

昔からマスメディアは第3の権力といわれ、世論の代表のような立場を取ってきました。
ところがネットなど一般市民による情報交換・公開の普及で、その中で行われている世論の誘導や偏向が見えてくるようになってしまいました。
そのことに気づいて視聴者・読者がマスメディアに抗議や改善要求をしても、現状ではほとんどの場合で無視されます。
同じ報道機関同士であっても、弱小メディアやネット専用ニュースなどは軽んじられているのが現状です。

そこで考えたのが市民参加型サークルによるマスメディア監視は可能かということです。
要は、国や地方公共団体を主に監視しているオンブズマン制度の、ターゲットをマスメディアにした組織ができないか、ということです。

実際の活動としては、以下の3点くらいになるでしょうか。

・偏向や捏造と思われる報道があった場合に、情報を整理・統合した上で代表としてマスメディアに抗議・質問を行う
・質問書・抗議文の作成やマスメディアとのやりとりの過程はすべてオープン(議事として公開)とする
・マスメディアの対応で改善が見られない場合、しかるべき場所への告発を含めた対応を行う

某巨大掲示板なんかの情報収集・分析能力を見てると、ネットワークに拠点を置いた状態でもこういうのってある程度運用できるんじゃないかなあ、なんて思います。

まあ、実際にやるとなると運営資金をどうするとか偏向の判定基準はどうするのか、とかそういう面で難しいとは思いますけどね。
一般に知られてマスメディアからも一目置かれるような組織になれば、結構怖い存在になれるかも?


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